電撃大作戦

今日は朝から予定が詰まっておりまして、移動時間をきっちり計算して動くことに。
まず午前10時。ビックカメラの開店直後に間に合うようにもぐりこみ買い物。


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ちょっと無理はしましたが、必要になりそうですので。しかしデカイ、重い。
個人的には最後まで緑と迷いました。もうちょっと透明感のある青が欲しいかったんですよね。それでも緑よりはいいかなぁと思いまして、青。
3DSまではこれでしょうね。
でかいタッチペンは思ってより使いやすいかも。あぁ、これは確かに結構いいハードに仕上がってますね。



まぁまぁいい色です。

次世代WHF10夏

そのまま京葉線に飛び乗り海浜幕張駅へ。次世代WHFです。今回の初モノはWii PartyやらPSmoveやら。今回入口出口がヘンな場所にあって結構混乱しました。帰りは相当な混みようになって身動きとれませんでしたし。
Wiiパーティマリオパーティっぽくもあり、もうちょっと薄口のようにも見え…。微妙というわけではないのですが、その結果だけで大騒ぎできるミニゲームが相当詰まっているような印象。バラエティ性の強いマリオパーティMii使用ならではでしょうか。
マリギャラ2初挑戦。ちょっとモタつきつつもとりあえず最初のステージはクリアできて、扇子ゲット。60分並んだ分ちゃんとモトはとらなければ。

PSmoveもE3後では国内初登場。Eyepet、座スベリの二作品を展示。Eye PetはARを使ってペットを育てるゲーム…というのは面白そうな感じですが、そのペットがひたすらキモイ。ファービーみたい。座スベリはmoveである必要性があるようには…。キャスター椅子に乗って坂道を滑るゲームです。なんか…まぁうん、遊んだら楽しいんでしょうね。待ち時間20分費やす気が起きませんでしたけど。ちょっともったいなかったかな。
http://www.famitsu.com/game/news/1236659_1124.html
とりあえず「中でも注目」というレベルだったようです。…ま、まぁSCEはこのイベントは相当苦手そうなイメージですし、ほとんど人がいないってレベルだった2年ほど前よりは全然マシです、うん。凄いねPSmove。

SCEブースの展示。国内初展示のmoveも。ちと頭がでかい。あとそのWiiザッパーめいた銃的なブツはもうちょっとどうにかした方がいい気がします。



カプコンブースにアイルーが!!


他にはガンバライドDS。結構いい感じで動いているのが驚きでした。画面写真なんかを見た限りではかなり無理矢理な移植にも見えたのですが…。CJXもいるようなので10弾ぐらいまでのカードをほぼ収録しているところでしょうか。会場ではエンジンブレード持ちアクセルトライアルのカードを配布していました。


他…なんかドミノピザが出店しててビックリ。ミスドは前にも見たような気がしたんですけどね。

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー the Movie 超電王トリロジー Episode Yellow「お宝DEエンドオブパイレーツ」

夜、東京に戻り映画館。三部作の最後です。テーマは「仮面ライダー映画のこれから」。電王・ディケイドという他のシリーズと繋がることのできる反則仕様を持つライダーが再びの共演。この立ち場から電王映画の総決算、そして仮面ライダー映画としての立ち位置を少しずつ模索していくスタンスでしょうか。
主役は海東大樹、いきなりイマジンと契約した状態で登場します。その目的は…?一筋縄ではいかないあのツンデレ泥棒、相対するのはウソツキ詐欺亀のウラタロス。言葉の裏を探るのが好きなウラがその行動を、良太郎が大樹の内面をそれぞれ見極めながらデンライナーと大樹の「時」をめぐるストーリーが進んでいきます。
一方で敵役となるのがトリロジー唯一のライダー、仮面ライダーG電王・黒崎レイジ。唐突に時間警察を名乗り無尽の振る舞いをするレイジ、人を信じようとしないレイジの過去もまたストーリーの根幹にかかわっていきます。割と設定が突飛で、良太郎と共に「訳も分からず」巻き込まれていくイキナリ感がなんとも電王らしくない、とはいいつつもライダー映画としてはトリロジーで一番楽しめる内容になっていると思います。3人のライダーが入り乱れ、なかなか自分語りをしない大樹を主人物描写もなかなか、戦闘シーンもダイナミックで三部作でバランスがいいんですよ。戦闘が少なくても、観衆置いてけぼりの超展開でもダメですからね。

とは言え、どんどんとギャグシーン化していく電王の戦闘がギャグ一辺倒に。スカッと爽快に暴れまわるのが持ち味だったソードフォームの戦いはコント同然になってしまったのが残念なところです。いちいち痛がってるのはなんかライダーというよりモモタロス生身っぽい感じ。他のシーンは問題なかったんですがね。
無理に笑いどころを作るわけでもなく、キャラが立ってる人達しかいないある意味おいしい映画ですから、そこまでしなくてもいいとは思うんですよね。大樹なんかあまりにも突き抜けた発言が多すぎて笑えるぐらい。予告でも発してる「僕は…お宝のためなら命も張れる!!」とか、「勘違いしないでくれたまえ」とか終盤戦闘シーン前のセリフやら。ある意味で地獄兄弟レベルの濃いセリフがポンポン飛び出すのは凄いとしか言いようがありません。
そして目玉のディエンドコンプリートフォーム。ディケイドのソレもなかなか反則レベルに近かったシロモノですが、ディエンドは一発限りなせいか何もかもが酷い。呼びだすライダーがG4、リュウガ、オーガ、グレイブ、歌舞鬼、コーカサス、アーク、スカルと劇場版出身ライダーで構成されてるせいで、それぞれ最強レベル。それが一同に並んでいるわけですからもう笑うしかない。アークのデカさとか統一感のなさとか、あらゆる意味で反則。こりゃ勝てませんよ。勝てるとしたらディケイド最強コンプリートフォームしかないって感じです。これはフィギュアーツ買いますよ、そりゃ。


最後には黒崎レイジという人物の人となり。今回はあえて「イマジンとの契約」から大きく外れるストーリーとなりましたが、このストーリーは大樹と対決する彼の物語でもありまして…彼の生い立ちとその背景が少しずつ明らかになるにつれて、なかなか気のいい青年に見えてくるから不思議なものです。でもあの時間跳躍ポーズはありえない。全裸でやるべきです。
以上、トリロジーの中ではまさに有終の美を飾るなかなかの佳作になっていることは間違いありません。最後にはお待ちかねのアレもありますよ。