映画とか

3か月で見た映画。4月5月は映画館がクローズしてしまっていたので、実質1か月分。

まず新劇場版ヱヴァンゲリオン。序破Qシンと全部2週間で見切りました。
なぜ見ていなかったのか、色々とあれを見るのにエネルギーがいるというのと、この映画が公開されていた頃はアニメ映画を見に行くという習慣がなかったのです。シンで完結するということもあって「じゃあ全部見るか、一日で」と序破Qは一日で一気に。映画館が開いた6/1にシンをIMAXレーザーの映画館で見に行きました。

基本的にはTV「新世紀エヴァンゲリオン」をもう一度最初から、というコンセプト。最初からなんだけど、ところどころ違和感のあるものがあり破で新キャラがいきなり飛び込んできて、その結末でほぼ完全に「新世紀」から乖離していきます。そしてQでは一気にストーリーが一新。碇シンジと共に「なにがなんだかわからない!!」を体現するハメになり、解答編がシン…という流れ。Qからシンに至るまでに足掛け9年ほど。待たせ過ぎだと思いました。
TV版の終わり、旧映画の終わり、Qとシン…と思い返してみると、なんというか映画そのものの起伏やハチャメチャに尖がった感性がどんどん洗練されていくというか、地に足の着いた落ち着いた作りで静かに終わっていく感じ。25年かけて碇シンジの成長を見守ったというより、庵野秀明監督の成長を見守っていたかのような。そんな感覚にとらわれました。終わって良かったというより「大人になったんだなぁ」みたいな。

内容に触れずに話をするとこんな感じでしょうか。やっぱエヴァはすごい。