珍しくアマゾンで購入。マスキングテープヤよダンボーのお面がついてきます。考えるのは簡単だけど、それを実行に移すというのには多大な労力がかかるというものを嫌というほど判らせてくれる商品。段ボールを大量に用意して、作ってそれをゲームに反映させる。ただそれだけなのに楽しいのです。
どこかのゲームメーカーは過去にこういうのを考えたところはあるでしょうし、今でもスマホとかで同じようなのを考えたところもいるでしょうし、それを任天堂はJoyconとどこにでも置ける本体でいとも簡単に(見えるように)やってしまった。これが一番大きいところだと思います。
バラエティキットは6つのトイコンを作って、いろいろな仕掛けを使って遊ぶことができます。ただ単に作るだけでは判りづらい「どうやって動くのか」という部分を作りながら説明してくれるのが凄い。で、完成したもので遊ぶ。そうしてひとしきり遊んだあとで、作ったトイコンに関する解説やJoyconの機能を細かく細かく説明してくれます。その説明も(やや語り口がくどいけど)ストレスなし。どこまでも遊ぶ側の人への配慮を計算に組み込んでつくられているわけです。凄すぎる。
「作る」「遊ぶ」「仕組みを理解する」。この三つを一つの商品で実現してしまったnintendo Laboは今後もなかなか出そうにないとてつもない商品なのではないでしょうか。


…ただ、置き場所に困るという欠点を除いては。