ジャンプ45号

買い逃していたので購入。先週ジャイロゼッター読みきりの最後に「次週、荒木飛呂彦読み切り掲載!」という予告が入っていたのを見てビックリ、しかもその内容が何年かぶりの「岸部露伴は動かない」だったもんだから二度ビックリ。
内容は25歳の女性編集者に連れられ「富豪しか住まない」という山里離れた村の土地を買う取材に出るというストーリー。よくよく考えてみると「六壁坂」の頃は担当が男性、しかし今回は若い女性。結構コロコロと担当が変わっているのでしょうか。そして前回の「山を買って破産した」というエピソードをそのまま引き継いでいるようです。ジョジョという世界観すらも飛び出したスタンドですらも小さく見える超常的な現象、荒木飛呂彦はこうでなければというような短編でした。
それにしても今回の露伴も年齢が27歳。段々と実年齢があわなくなっているような…。1999年時点で20歳。この話が2012年とするならば彼は33歳ぐらいになっているはず。しかも劇中ipadらしきものが出てくる!このエピソードは一体どんな年代設定になっているのやら。


あとアニメのジョジョの話も。
1部からのアニメ化ということで新しいキャストと新しい演出で生まれ変わるジョジョのTVアニメ。特に気になったのはデザイン。当時のジョジョの面影と、今のジョジョのデザイン、どちらもあわせもったような不思議なキャラクター造形が凄く印象に残りました。昔でも今でもない、どちらでもあるような、ジョジョの中間平均的なイメージ。
そして擬音。貼りつくように「バァーーーーーン!!」と出る。これがカッコいい!思った以上に面白い演出になっています。