パシフィック・リム

見ようか見まいか決めかねていたところ、タイミング良くid:tenguredさんに誘われ、見てきました。吹き替えの豪華さが半端ない映画でございます。
次元の裂け目から現れる巨大なKaiju(怪獣。そのまんま)を倒すため太平洋沿岸各国は巨大ロボットを建造、死闘を繰り広げるのだ!!という映画。アニメではなくハリウッド映画です。とにかくそこがまず驚くべきところ。ハリウッドが本気でロボット映画・怪獣映画を作ったらこうなるという見本的な映画であり、60m級のモンスターをボロボロになりながら鉄拳で粉砕していく様はまさにダイナミック。進撃の巨人だとかモンハンでサイズ感覚がマヒしている日本人の目からすると、そのスケール感を煽るカメラワークは新鮮の一言でしょう。
とはいえ死人が出ようが異常な切り替えの速さで場面が転換していくのは、ハリウッドだからなのかなぁとも思ってしまいました。日本が作っていたら、絶対「また守れなかった」とか主人公がウジウジしだすシーンです。そこをやらないのは良いところでもあり悪いところでもあり…。
CGとはいえ動きにリアルささえ感じる怪獣のデザインに、もうゴジラのリメイクとかこの人でいいんじゃない?とか思ってしまいました。