その鉄球が道を切り拓く、「スティール・ボール・ラン」文庫発売開始ィィィ!!

STEEL BALL RUN 1 (集英社文庫)

STEEL BALL RUN 1 (集英社文庫)

STEEL BALL RUN 2 (集英社文庫)

STEEL BALL RUN 2 (集英社文庫)

振り返ってみると、ストーンオーシャンの文庫化は2008年。この頃にはすでにSBRが始まっていてそれから3年後にはジョジョリオンが始まって、そして6年経っていまだ第8部。月刊媒体になったのもありますが、各シリーズがどんどん長くなっていってるのもあるのかなぁと。
つまり、ストーンオーシャンからSBRの文庫化までに、なんと9年もの歳月がかかったわけですよ。そんなに時間経ってたんだ!?という驚きの方が強いです。この9年の間に「ファントムブラッド戦闘潮流」、「スターダストクルセイダース」、さらには「ダイヤモンドは砕けないと」とアニメを3年4年越しでやりました。CC2によるゲームもありました。どこを向いてもジョジョづくし、こんな食材の数々をトニオがフルコースで作り上げたかのような幸せすぎるメディア展開を堪能し続けたからなのでしょう。本当に短く感じます。

さて文庫版。1巻2巻を同時発売、1巻は1stステージ後半まで、2巻はブンブーン一家戦まで…ということで、まだ週刊少年ジャンプ連載時のもの(ジョジョ7部という題目で連載されていない)。これに青マル収録のスティーブン・スティールのエピソードを2巻に収録。まだスタンドらしきものは見えてこず、奇妙な能力程度の得体の知れないレースという感覚が強いあたりです。
また今回より巻数が完全にリセットされます。ストーンオーシャンすらも続けてきた「ジョジョ」文庫巻数は50巻で終了。SBRは新しい世界で新しい巻数で、一つ一つ進んでいくことになりそうです。