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仮面ライダーゼロワン 変身ベルト DXエイムズショットライザー

仮面ライダーゼロワン 変身ベルト DXエイムズショットライザー

  • 発売日: 2019/08/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー
月初めにブラックフライデーセールがあって、トイザらスが「飛電ゼロワンドライバー」「エイムズショットライザー」のセットを2割ほど値引いていていいタイミングかなと一気に購入。ゼロワンかなりハマってます。

ザらスなので「スパーキングジラフ」もついでに購入。

さて映画。平成ジェネレーションと何が違うかといえば、ゼロワン8:ジオウ2ぐらいの感覚であること。客演ライダーもなし。
そこまで回らない理由がいくつかあって、それがゼロワンの複雑な伏線を絡めたストーリーに組み込まれているということ。もともと仮面ライダーゼロワンという作品はどこからか「何かあったんだろうな」という設定が緻密に組み込まれていて、普段なら2クールぐらいかけそうな高速展開の中でバラまいては回収、さらにまたバラ撒いていくという流れを繰り返してます。この濃さでたった3か月というのだからおかしい。映画の中でもそれらの謎に対する答えがいくつか提示されているわけです。
で、その謎の焦点をボヤかすのにジオウ。なにせあったかもしれない方向性をアナザーライダーにしてしまうのだから、「今見てる映像がどこまで実際のゼロワンで起こったこと」なのかが疑わしくなってくるわけです。実によく出来ている、というか色々と都合が良い。
ジオウのその後、というのもある程度綺麗に収まってしまったからそこまで描くほどのことでもないんじゃないかというのも一つの理由ではないかと。何せ2018年の高校生に戻ってしまったわけですし。

そんな中で一番の目玉になるのが、過去…2007年の世界に現れる仮面ライダー1型・飛電其雄。山本耕史さんの妙に深みのある演技で物凄い父親像(ヒューマギアなのに!)を醸し出しています。TVシリーズで疑問になっていたある事実がこの人の行動で解けていく、そういう意味で映画の主役はこの人。徹頭徹尾カッコよかったです。
それにしても、妙にジャッキー・チェンに似てきたな、山本耕史さん。